「浮遊する軸」Mizcocy Uamo2018年7月18日読了時間: 1分 "When already too late." ANDorBUT "It's never too late."相対的な速度それはもう過ぎたのかもしれないしまだ先なのかもしれないひとつ確かなのは生きているなら死ぬより手前ってこと
向こう側私の外にあるものを見たいのに 私という偏光フィルター あなたを見たいのに あなたの外側ばかりが映る 私たちの違いを知りたいのに その違いを受け止めきれずに 全く違うものに成りたがる性質が どこまでも自分をベースにする わたしとあなたの起源から 変わらないことがある...
餌食夢(えじきゆめ)なにも膨らまない夢に 流れもしないため池は淀み どこも晴れない空に いずれもみないふりをする その足踏みがきれいな音を立てて とったんとったんたん 階段を踏み外したから 地面は底なし沼のよう ここが海なら多くが賑わい それが雨なら広くを潤しただろう...
みえなかった×未得なかった当たり前の平面の中 立体でいたがる空間は どこにもいけず なににもなれず 四角い箱の中 球でいたがる星々は かどをもてず はしをけずられ わたしのなか なにものかでありたがるそれは だれかを模倣し なにかを付与し そうではないものたちのみえない踊り そうであることに蓋をして...
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